新型コロナウイルス感染防止のための当社の対応について



令和2年4月1日

ご利用者の皆様


 平素よりご利用をいただきまして、誠にありがとうございます。
 新型コロナウイルス感染が広がりをみせ、皆様におかれましても不安な中でお過ごしの事と思います。当事業所では、できうる限りの感染防止のため、下記の通り対応してまいります。また、皆様の体調はもとより、ご不安にも心を寄せてまいりたいと思います。いつもと違う体調や発熱があった場合には、ご相談いただければ幸いです。
 微力ながら少しでも皆様のお役に立つことができるよう更に努めてまいる所存ですので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

フォーレスト訪問看護ステーション
所長 阿部美枝

当事業所の対応

手指洗浄およびアルコールによる手指消毒


マスク着用


職員の検温

出勤時に必ず検温します。発熱等のかぜ症状がある場合には、一時的なものであっても、1週間程度の出勤停止とします。


濃厚接触の可能性がある場合の出勤停止

自治体が発表する感染情報に注意し、濃厚接触の可能性がある場合には、1週間程度の出勤停止とします。


訪問看護事務所への立ち入り制限

万が一、職員に感染が生じた場合でも他の職員に広がらないように、職員(役職者と事務職員を除く)の訪問看護事務所への立ち入りを制限しています。ミーティングは、グループ通話で実施しています。


職員の私的活動の自粛

感染拡大地域への外出及び来訪者との接触、ライブ・カラオケ・イベントへの参加、フィットネスクラブや接待を伴う飲食の利用など、感染する危険性が高い活動を自粛しています。


 

全職員に週1回抗原検査を実施しています


皆様により安心してご利用いただけるよう、全職員に抗原検査を実施し、陰性を確認してから、業務にあたっています。
抗原検査は、今の状態を確認します(過去を確認する抗体検査ではありません)。抗原検査を週 1 回実施して、感染の早期発見、感染の拡大防止に努めていきます。


(使用している研究用抗原検査キット)

新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)
病原体検査の指針

国立感染症研究所 / 国立国際医療研究センター / 全国保健所長会 / 地方衛生研究所全国協議会 / 日本感染症学会 / 日本環境感染学会 / 日本臨床衛生検査技師会 / 日本臨床微生物学会 / 厚生労働省健康局結核感染症課

抗原検査

SARS-CoV-2の構成成分である蛋白質を、ウイルスに特異的な抗体を用いて検出する検査法である。PCR法と同様に陽性の場合はウイルスが検体中に存在することを示す。抗原検査には、定性検査と定量検査がある。抗原定性検査は、ウイルスの抗原を検知し、診断に導く検査であり、PCR検査とともに有症状者の確定診断として用いることができ(厚生労働省.SARS-CoV-2抗原検出用キットの活用に関するガイドライン[令和2年5月13日])、また、症状発症から2~9日目の症例では陰性の確定診断として用いることができる(同令和2年6月16日改訂)。定性検査は簡便・迅速なポイントオブケア・デバイスであり、外来やベッドサイドにおける有症状者のスクリーニング等に有用である。


抗原検査は、PCR検査よりも感度が低いとされますが、ウイルス量が多く感染力が高い場合にはPCR検査との一致率が高いと報告※されています。簡便で、すぐに結果が出る検査方法です。
厚生労働省の要件※に基づいて、医療施設でのPCR検査を基本としつつ、10万人あたりの新規感染者数が7.5を超える場合に週1回の抗原検査を実施することにより、感染の早期発見、感染の拡大防止に努めていきます。


※ 2021年1月15日厚生労働省感染症部会