一緒にこれからを考えて
いきまんか?
お困りの方がいらっしゃい
ましたらお声がけください。
確かな明日作戦実行中!!
震災直後の混乱の中、暗中模索で私たちは活動を始めました。 安否確認が進むにつれ、褥瘡の悪化に至っているお客様が散見されるようになりました。 このように震災の中で試行錯誤しながら私たちは、今まで以上に各専門職との連携融合を強めることができました。 |
|
地震直後より、最低限必要な情報を1枚の用紙に集約した【緊急時評価表】を作成。さらに【緊急時行動マニュアル】も作成し、速やかに利用者様の身体の状態・住環境・ライフラインの状態がチェックできました。 |
お客様をはじめ、より多くの地域の皆様と情報交換や相談が、いつでも気軽に出来るように事業所内の組織体制を変更いたしました。 |
発電機や手動吸引機を用意したことはもちろん、フォーレストスタッフは一丸となり福祉用具の復旧にも迅速に対応いたします。 |
■生活は落ち着きを取り戻しているのか…?あの大震災から約半年が経過しました。瓦礫は大分減り、道路も舗装され、地割れ等も目立たなくなってきています。ライフラインの復旧・物流の回復のため物資にも困らなくなり地域の復旧は進んできているように見えます… しかし、本当に生活は落ち着きを取り戻しているのでしょうか?私たちは日々の活動で、地域や利用者様のお宅を訪問させていただいていると、私たちの地域において様々な問題が生じていることに気づかされます。 ■日々の臨床現場で感じていること。震災後まもなく私たちは「何か変だな」と違和感を持ち始めていました。弊社の事務所内では、看護師・理学療法士・作業療法士・福祉用具専門相談員らが日々の臨床現場に関する話を取り交わしています。その会話の中から地域や利用者様の変化を「はっきり」と感じるようになって来ました。利用者様の中には震災後から徐々に体調が悪くなってきたとおっしゃる方も多いように感じます。 ■利用者様の現在の状況を調査・分析しました。今回の震災は地域の「かたち」を変え、介護現場や利用者様を取り巻く環境をも変えてしまいました。その中で、フォーレストでは各専門職が連携し「お身体に障害を持つ方々・介護をされているご家族様達へ何ができるのか。どうすればお役に立てるのか…」を考えながら日々活動しています。 まずは、「わたしたち」ができることを提示させていただく事から始めたいと考えています。その一環として震災から半年で利用者様の状況がどのように変化したかを「調査・分析」しました。見開きをごらんください。 震災時の対応として最低限必要な情報を1枚の用紙に集約した【利用者様緊急時評価表】を作成。さらに【緊急時行動マニュアル】も作成し、速やかに利用者様の身体の状態・住環境・ライフラインの状態がチェックできるようにしました。また【災害時安否確認レベル】・【災害時ニーズ分類評価表】を新たに作成しました。これらにより、今回の震災におけるデータの集計・分析を実施し各事業部が災害時に混乱することなく迅速に適切な行動がとれるようになっております。先の台風時は宮城県でも停電の恐れがありましたが、上記の行動マニュアルにそって、訪問事業部では、呼吸器及び吸引器を使用の利用者様への電話連絡、福祉用具事業部ではエアマットご使用の利用者様全員へ停電時の対応、体位交換の方法等について電話連絡をおこないました。 この半年フォーレストでは電動吸引器を使用している利用者及び関係各所に手動式吸引器の推奨をしてきました。必要とされている多くの方々に手動吸引器を通して安心、安全を届けたい想いで県の指導の下、看護師が直接指導するという方法で対応してきました。 避難所で4週間生活。床からの立ち上がりは、何とか可能なレベル。避難所内を杖歩行しようとしても、他者の荷物があり転倒の危険性があってできない。避難所生活では、殆ど寝て過ごしていため身体機能が低下し歩行が不安定となった。自宅に戻ったが以前のように生活できるか不安… ■ベッドへの対応ベッドの復旧として発電機を使用しフラットな状態にお戻しいたします。今回フォーレストで準備した発電機は「インバーター内蔵式」のものです。*電圧変動に神経質な精密機器にも安心してご使用できる発電機です。 ■エアマットへの対応マット内の空気が抜けきる前に耐圧分散機能を持つ特殊素材のマットレスへの変更をいたします。 ■排泄用品【オムツ・パッド】は2週間分以上の【備蓄】を致しました。 ■保清に関する商品ゴム手袋・お尻ふき・ウェットティシュー・ドライシャンプーなどもご用意いたしております。 ■嚥下困難の方の水分補給ジェルタイプ飲料水・ゼリー食】をはじめ様々な【介護食・とろみ剤】をご用意いたしております。 ~お困りな時・・不安な時・・ご連絡ください~「震災後、思うように動けなくなってきた.…」「介助する量が多くなってきた気がする…」「認知症が進んだかも…」「新しい住居(仮設住宅・アパートなど)では動き方が分からず動くのが怖い…」 「停電になった時に吸引器が使えなかった…」「電動ベッドやエアマットも…また停電になったらどうしたらいいか不安…」フォーレストでは、看護師・理学療法士・作業療法士・福祉用具専門相談員が協力し、環境の再設定や介護手法の伝達・などをご提案いたします。 |
「確かな明日作戦」実行中!! |
||
|
||